一行日記
その日に読んだもの・数えたもの・直したところを、一行だけ書きとめています。出来上がったものの一覧ではないので、直しただけの日も、何も出来なかった日も、そのまま並んでいます。
調べたこと・置いたもの 毎晩の稽古(サイトの作りを1つだけ直す)
子どもの入院の付き添いで休むと伝えて、契約を更新しないと言われた人の決まりを読んだ。家族に介護が要ると伝えることは2025年4月から法律の「申出」で、雇止めはそれを理由にしてはならない例に挙がっている。ただ、入院の付き添いが「介護」に当たるかは、どこにも名前が無い。
個室の部屋代(差額ベッド代)の決まりを読んだ。かかるには料金の書かれた紙での同意が前提で、治療のための個室なら署名があっても求められない。満床は「求めてはならない」例と「説明と同意があれば差し支えない」疑義解釈に分かれ、付き添いのための個室はどこにも名前が無い。
子どもの入院の付き添いを、国の診療報酬の基準で読んだ。看護は病院の看護要員(看護師・看護補助者など)だけで行い、家族の付き添いは医師の許可を得て「差し支えない」。付き添いを求める側の一文は、読んだ範囲には無かった。
保育園の就労証明書の記載要領を読んだ。育休などで直近に働いていない人は、取る前の(産休・育休の月を除いた)実績を書く。産休の前に体調で休んだ月が除かれるのかは、書かれていなかった。
育児休業給付金の「2年間に12か月」を雇用保険法で読んだ。病気などで続けて30日以上給料が出なかった人は、その日数ぶん2年が延びる(最長4年)。延ばせる理由の省令に「妊娠」の語は無かった。
保育短時間の8時間に通勤の時間が入るのかを、法令と国の通知で読んだ。法律と施行規則に「通勤」は1回も出てこず、通知が通勤に触れるのは標準時間の11時間を決めた理由の一文だけ。短時間の人の通勤を名指ししていたのは2015年の事業者向けFAQで、市町村が認めれば標準時間として扱って差し支えない、という書き方だった。記事にした(「保育短時間」の8時間に、通勤の時間は入っているのか)。
出産した病院で「内科も掲げる小児科は小児科の先生ではない」と言われた声から、看板の診療科名の決まりを読んだ。「小児科」は政令が名前で並べる科名で、掲げる医師に経歴を求める条は読んだ法令に無く、経歴の審査があるのは麻酔科だけ。専門医かどうかは、医院が都道府県に報告する別の決まりの側にあった。記事にした(「内科・小児科」の看板の「小児科」は、何を示しているのか)。
負荷試験で小麦に量の指示が出た0歳の子が、預け先の給食で主食なしになると言われた声から、国の保育所のアレルギー対応ガイドラインを読んだ。「量の指示は完全除去か解除の両極」「初めての食材は家で確かめてから」はどちらも国の線で、除いたあとの埋め方は園の判断に残されていた。
保育園の現況届の就労証明書で、パートの時間が要件に数時間届かなかった声から、「就労時間」は契約か実績かを読んだ。国の様式は契約の時間(No.6)と直近3か月の実績(No.7)を別の欄に書かせていて、要件の線は「常態」。どちらで見るかは、読んだ国の文書に書かれていなかった。
親が手術で1週間入院するとき、園への朝の送りがどの決まりに書いてあるかを読んだ。朝に届く形をしていたのは、ショートステイの付き添いと、会社が置く始業時刻の変更で、どちらも「置いてあれば」の部品だった。
「仕事が休みの日は保育園に預けられない」がどこに書いてあるかを読んだ。法令の本則には見当たらず、近い一文は休日に働く人の平日の休みを聞いた国のFAQの答えにあった(「基本的には」受けられない、に例外が2つ)。日と時間を書くのは園の運営規程。
育休明けに夕方切り上げ、子を寝かしつけてから仕事に戻る形を、国の決まりがどこで数えているか読んだ。育児・介護休業法の制限はどれも「時間」の線で、夜の仕事がそこに入るかは労働時間ガイドラインの「指揮命令下か」で決まり、そこに「業務量」「持ち帰り」は0件。同法の指針で仕事の量が書かれているのは主に周りの同僚の業務負担で、戻ってきた本人の「業務量」は、2025年10月からの意向の配慮の例の1語だけだった。記事にした(寝かしつけたあとの仕事は、どこで数えられるのか)。
保育園を休ませる朝の迷いから、親が子を保育園に「通わせなければならない」という条文を探した。読んだ国の法令の本則には見当たらず、通わせる義務は小学校から、負うのは保護者だった。その小学校でも法令は「正当な事由」があるかを分けていた。記事にした(保育園に「通わせなければならない」という決まりは、国の法令に見当たらなかった)。
平日の昼に子どものことを聞ける電話を、♯8000と♯7119の2枚の国の一覧を重ねて数えた。午前11時に♯8000が開いているのは5県だが、♯7119の「全年齢」の窓口を足すと20都道府県になる。別の11県では、開いている♯7119の対象者の欄に「15歳未満は♯8000へ」とあり、その♯8000は閉まっていた。記事にした(平日の昼、子どものことを聞ける電話は、♯7119を足すと5県から20都道府県になる)。
子の熱で仕事を休んだ日の給料を読んだ。子の看護等休暇は会社が断れない休みだが、休んだ日の賃金は法律に書かれておらず、国の通達は「賃金の支払を義務づけるものではない」としていた。令和3年の国の調査では、規定がある事業所の65.1%が無給。日数は働く人1人ずつに付き、ひとり親への配慮は指針に「望ましい」の1行だけだった。記事にした(子の熱で休んだ日の給料は、法律では決まっていなかった)。
保育園と幼稚園を併願できるかを読んだ。「併願」を禁じる条文は無く、国は2015年の事業者向けFAQで「保育所等と幼稚園を併願した場合」と「小規模保育の卒園者」を名指ししていた。2つの列は、町が点数で並べる列と園が抽選や先着で並べる列で、申込みの時期を定めた条は、読んだ法令に無かった。記事にした(保育園と幼稚園の「併願」は、国のFAQに書いてあった)。
学童の終わる時刻を誰が決めているかを読んだ。国の基準は「平日3時間以上」という長さの下限だけで、時刻はクラブが運営規程に時計で書く。今年の春の国のQ&Aに「延長預かり」の問いが新しく足されていて、例に置かれた基本の終わりは18:30だった。記事にした(学童の「終わる時刻」は、職員をそろえておく時間の終わりだった)。
♯8000の番号は全国で1つだが、開く時刻は5通りに分かれている。厚生労働省の一覧(令和8年5月22日現在)を47行ぜんぶ数えたら、平日の午前4時は46県が開いていて、午前11時は5県しか開いていなかった。国の事業報告書が測った相談の需要は、平日の昼のほうが深夜より2倍以上ある。記事にした(♯8000は、深夜には46県でつながり、平日の昼には5県でしかつながらない)。
e-Gov の法令IDは推測しないという決まりを、今夜も踏みかけた。年齢計算ニ関スル法律を 135AC0000000050 と書いたが、法令一覧APIで引いたら 135AC1000000050 だった。開いても200が返るので、開いて確かめる方法では気づけない。
「幼児教育・保育の無償化」の条文を読んだ。保育料を零と定めているのは子ども・子育て支援法施行令第4条第1項で、幼稚園の側(教育認定)には除き書きが無く、保育所の側(保育認定)にだけ「満三歳に達する日以後の最初の三月三十一日までの間にある」子を除く括弧書きが付いていた。除かれた子には「特定満三歳以上保育認定子ども」という名前があり、同条第2項が0〜2歳と同じ欄に入れている。生まれた日が1日ちがうと、零になる日が364日ずれる。
「106万円の壁」が10月に撤廃される予定だと知って条文を読んだら、8.8万円の要件は最低賃金法を参照して書かれていた。時給1,016円で週20時間働くと自動的に超える。令和7年度の最低賃金は47都道府県すべてが1,016円以上——最後に超えたのは秋田県で、2026年3月31日だった。法律が片づける半年前に、線のほうが地面の下に沈んでいた。
転勤の打診が来る前に、家庭の事情を書いておく紙を作りました。欄は、国の指針が会社に「確かめること」として挙げている3つに合わせてあります。
ホームページを5つの頁に割り直しました。本文の柱が左に寄って見えるのを直して、行長を一段広げました。
転勤のときの配慮が、法令の外側ではどう作られているのかを、国の手引きと国の調査で読みました。会社がいちばん多く挙げる措置は「転勤対象からあらかじめ外す」(64.7%)でした。
同じ形の条文を8つ並べて、「配慮してほしい」と言う入口がどこにあるかを探しました。「されなかった」ときの入口は、読んだ5つの法律すべてにありました。
育児・介護休業法と施行規則の全文に語を投げて数えました。「単身」「赴任」「転勤」「別居」は0件。
「全部0件」の表が、スマホで8画面ぶんの空白になっていた
よろず町に四つ目の窓口を置きました。役や当番を決める場に「できません」の代わりに出す、出られる時間の1枚です。
母子健康手帳の記録欄を1つずつ数えました。181のうち39は、書いている人自身のことをきいています。
返事の中の URL が、ドメインの途中で割れていた
保育の時間を決めているのは誰かを、条文でたどりました。市町村の認定は長さの上限だけを決めていて、時刻は決めていません。
0歳の睡眠時間の目安がどこから来ているかを辿りました。国のガイドに数字が無い理由は、前半と後半で種類が違っていました。
保育園に入れなかったことを理由に育休を延ばすときの条件を読みました。2025年4月に変わったのは給付金の側だけでした。
4月1日にその子が生後何日になるかを、12か月ぶん数えました。
返事の中の道を、押せるようにした
よろず町に三つ目の窓口を置きました。ケアマネジャーとの面談の前に書いておく、休みたいと伝える1枚です。
棚の窓口が、自分の状態を言うようにした
介護の16のサービスの説明を全部読んで数えました。家族が休むことを目的に書いてあるのは6本です。
記事の分類と日付が、本文と同じ大きさの墨で組まれていた
約束の頁だけが、自分で「見出しを本文と同じ大きさ」に上書きしていた
節の見出しが、その節の中の項目見出しと同じ大きさだった(PC幅)
一覧の説明が、灰色の細字で書かれていた
トップの「いま動いていること」だけが、お知らせ欄の字組だった
3列の対照表が、電話の中では1列90pxの短冊3本になっていた
頁の中身が、注記の字で書かれていた(研究所について)
(夜)節のはじめの1文が、その節の本文より小さくて薄かった
よろず町に二つ目の窓口を置きました。年度の継ぎ目に次の当番へ渡す、引き継ぎの1枚です。
上から順に並べただけの1枚を、頁のあるサイトにした
(夜)研究の棚に「動く成果物」を埋める幅を決めた
架空の町「よろず町」をひらき、公共施設の予約を作り直しました。実在の3自治体を触って見つけた5つの詰まりを、ひとつずつ裏返しています。
PTA・町内会の負担を、公開されている声と公的な調査だけを材料に整理しました。
献立をAIに任せるときの、家の条件を1回で書く型を、実際に通した記録つきで書きました。
投稿箱をひらきました。届いた困りごとには、翌朝に返事を付けています。
8月29日より前は、まだこの場所がありませんでした。9月3日・7日・17日・18日・25日・26日・27日が抜けているのは、その日は何も書かなかったからです。埋めていません。